高齢者になると便秘になりやすい!?

高齢者になると便秘になりやすい?

高齢者になってくると、若い人たちと比べて便秘になりやすくなります。どうして、高齢者になると便秘になってしまう人が多いのでしょうか?

原因の一つとして、全身の筋力が衰えてしまうことが挙げられます。特に腹筋が衰えてしまうと、それだけ便を排泄しにくくなってしまいます。
それに、高齢者になると、だんだん体を動かすことが少なくなってしまいますし、トイレに行きたくても億劫になってしまいやすくなるのです。この結果、便秘になりやすくなってしまいます。

また、年齢を重ねてくると、臓器の働きも弱まってしまうものです。それが原因で、食事をしても消化をしっかり行うことが出来なかったり、大腸の蠕動(せんどう)運動が弱まってしまい、便を排泄しにくくなってしまいます。

この他にも、高齢者になると、あまり食事をしなかったり十分に水分を補給しない人が多くなります。あまり食事をしなかったり、水分が足りていない状態になると、便も固くなってしまって、最終的に便秘になりやすいのです。

さらに、持病を抱えている人も高齢者の方には多く、持病の薬を服用することによって、副作用として便秘の症状に悩まされているという方も多いです。この場合は、かかりつけの医師に相談をして、何か良い便秘対策はないかを聞くようにしたほうがいいでしょう。


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